出納ポンのよくある質問
出納ポンは、現金出納帳をレジ・小口現金・金庫ごとに付けて月末に締める、登録不要のブラウザ内ウェブツールで、無料は帳簿1冊・月100件までです。出納ポンは、帳簿のデータを利用者のブラウザの中だけに保存し、運営者のサーバーには送信しません(バックアップは利用者が行います)。有料プラン(Pro・ビジネス)は2026年11月2日から販売しています。
料金と無料の範囲
無料でどこまで使えますか?
帳簿1冊、1か月(暦月)に100件の記帳まで、登録なしで使えます。機能はどのプランも同じで、記帳・残高の計算・月次の締め・実査・集計・CSV/Excel/印刷/仕訳CSVの出力・バックアップがすべて使えます。
この制限は、有料プランの販売を始めた2026年11月2日から適用しています。くわしくは料金プランをご覧ください。
Pro やビジネスとの違いは何ですか?
違いは、作れる帳簿の冊数と、1か月に記帳できる件数だけです。Pro は帳簿3冊まで(月480円・年4,800円)、ビジネスは帳簿数無制限(月980円・年9,800円)で、どちらも記帳件数の制限はありません。すべて税込です。有料プランは2026年11月2日からお申し込みを受け付けています(料金プラン)。
無料の上限を超えたら、入力したデータは見られなくなりますか?
見られなくなりません。上限を超えても、閲覧・出力(CSV・Excel・印刷・仕訳CSV)・バックアップ・実査・月次の締めは使えます。止まるのは、新しく記帳することと、帳簿を増やすことだけです。
解約や返金はどうなりますか?
販売を始めたあとの扱いです。解約は、キーのメールにあるカスタマーポータル(Stripe)か、studio@kokokikaku.com へのメールでできます。次回の決済日の前日までに手続きをすれば、次回分は請求されません。解約後は、お支払い済みの期間の末日まで使え、その後は無料プランに戻ります。年払いの途中解約による日割りの返金はありません。初回決済から7日以内のお申し出に限り、全額を返金します。詳しくはお申し込み前の確認事項をご覧ください。
データと使える環境
データはどこに保存されますか?
お使いのブラウザの中(localStorage)だけです。帳簿のデータを預かるサーバーやデータベースはなく、運営者が中身を見ることも、バックアップを持つこともありません。有料プランのキーを入れたブラウザからは、契約が続いているかの確認のために、ライセンスID(英数字12桁)だけを運営者のサーバーへ送ります。帳簿の内容は送りません。
パソコンを替えたり、ブラウザを替えたりしたらどうなりますか?
データはブラウザごとに別です。移すときは、「設定」でバックアップのファイルを保存し、新しい環境で読み込みます。パスワードを付けて暗号化もできます。ブラウザのデータを消すと帳簿も消えるので、ファイルでの保存を定期的にしてください。
スマホで使えますか?
スマホのブラウザでも使えます。画面は小さな幅でも横にはみ出さないように作ってあります。自動バックアップは Chrome・Edge で使える機能のため、環境によっては使えません。その場合は、ファイルに保存する方法でバックアップしてください。
複数の人や、2台のパソコンで使えますか?
同じ事業者の中なら、同じキーを複数のブラウザに入れて使えます。ただしデータはブラウザごとに別で、同時に同じ帳簿を編集する機能はありません。共有はバックアップファイルの受け渡しで行います。
対応しているブラウザは?
Google Chrome、Microsoft Edge、Safari、Firefox の最新版です。JavaScript を有効にしてください。自動バックアップは Chrome・Edge のみで使えます。
帳簿のルール
複式簿記や会計ソフトの代わりになりますか?
なりません。出納ポンは、現金の動きを記帳し、月末に締めて、税理士や会計ソフトに渡すところまでの道具です。貸借対照表・損益計算書、銀行口座・カードの取引、売掛・買掛、固定資産、給与計算は扱いません。
消費税やインボイスには対応していますか?
消費税は任意です。設定でオンにすると、税込で入力した金額から、税込×税率÷(1+税率)で税額の内訳を計算します(端数処理は切り捨て・四捨五入・切り上げから選べます)。これは内訳の計算の補助で、申告の税額を保証するものではありません。インボイスの登録番号(T+13桁)は、形式を確かめて記録するだけで、国税庁への照会はしません。番号が有効かは、国税庁の公表サイトで確かめてください。
帳簿は何年保存すればいいですか?
原則7年です。法人・個人事業の別や申告の方法で異なるので、国税庁のタックスアンサーで確かめてください。出納ポンのデータはブラウザにしかないため、年度が終わったら Excel と印刷で控えを残してください。電子帳簿保存法の要件を満たすことは保証していません。電子データで保存する場合は、税理士に確認してください。
現金が合わないとき、現金過不足はどう扱いますか?
実査(金種表)で、実際の現金と帳簿残高の差額を出します。数え直し、入力、記帳漏れを確かめ、それでも分からない分だけ「現金過不足」で記帳します(入金か出金かは差額の向きで提案されます)。帳簿の残高を実際の現金に合わせて自動で書き換えることはしません。月末や決算での処理は、税理士に確認してください。調べ方は現金過不足とはにあります。
締めた月を直したいときは?
「締め」の画面で締めを解きます。解除には理由が必須で、日時とともに履歴に残ります。取引を直したら、もう一度締めます。複数の月を締めているときは、新しい月から順に解き、古い月から順に締め直します。税理士にすでに渡している場合は、直したことを伝えてください。
店舗が複数あります。使えますか?
帳簿を店舗やレジ・金庫ごとに作って使います。Pro は3冊まで、ビジネスは無制限、無料は1冊です。帳簿間のお金の移動は、出金と入金の両側に自動で記帳されます。集計や仕訳CSVは、すべての帳簿をまとめて出せます。
税理士への受け渡しと引っ越し
税理士にはどう渡せばいいですか?
Excel(出納帳・科目別集計・実査の記録の3シート)、出納帳のCSV、印刷(A4)、会計ソフト向けの仕訳CSVを出せます。仕訳CSVは汎用の形式で、会計ソフト各社の専用形式ではないため、取り込み画面で列を合わせてもらう前提です。受け取りたい形式は税理士によって違うので、先に確認してください。
無料の現金出納帳 Web 版(スプレッドシート)との関係は? データを移せますか?
無料 Web 版は、これからも配布します。出納ポンは、その CSV をそのまま取り込めます(月ごとに書き出して取り込むか、出納帳シートを貼り付けます)。科目は名前で合わせ、無いものは新しく作ります。残高の列は使わず、取り込んだあとに計算し直します。取り込みの前には復元ポイントを自動で取ります。
Excel の出納帳も取り込めますか?
取り込めます。Excel、CSV、貼り付けの表から、見出しをもとに「日付・入金・出金・摘要・科目・相手先・備考」の列を推定し、画面で直せます。推定したものは「推定」と表示されます。「入金」「出金」の2列の表も、「区分+金額」の表も読めます。
用語の定義
出納ポンと、現金出納帳まわりの言葉を、一文ずつまとめた表です。保存期間は国税庁の案内の言い換えにとどめ、出典のリンクを添えています。くわしくは現金出納帳の保存期間と保存方法をご覧ください。
| 現金出納帳 | 現金出納帳(げんきんすいとうちょう)とは、事業で現金が出入りするたびに、日付・内容・入金額・出金額・残高を順に記録する帳簿です。 |
|---|---|
| 小口現金 | 小口現金とは、日常の少額の支払いに使うために、手元に置いておく現金のことです。 |
| 小口現金出納帳 | 小口現金出納帳とは、小口現金の受け入れと支払いを記録し、残高を確かめるための帳簿です。 |
| 現金過不足 | 現金過不足とは、帳簿上の現金の残高と、実際に数えた現金の金額が一致しないときの差額のことです。 |
| 金種表 | 金種表とは、手元の現金を一万円札から一円玉までの種類(金種)ごとに枚数で書き出し、合計額を出す表です。 |
| 実査 | 実査とは、現金を実際に数えて、帳簿の残高と突き合わせて確かめることです。 |
| 釣銭準備金 | 釣銭準備金とは、レジで釣り銭として使うために、あらかじめ決めた金額でレジに入れておく現金のことです。 |
| 月次締め | 月次締めとは、月末に帳簿の残高と実際の現金を確かめ、その月の記帳を確定して、次の月へ繰り越す作業です。 |
| 出納ポン | 出納ポンは、現金出納帳をレジ・小口現金・金庫ごとに付けて月末に締める、登録不要のブラウザ内ウェブツールで、無料は帳簿1冊・月100件までです。 |
| データの置き場所 | 出納ポンは、帳簿のデータを利用者のブラウザの中だけに保存し、運営者のサーバーには送信しません(バックアップは利用者が行います)。 |
| できないこと | 出納ポンは複式簿記・銀行口座の取引・給与計算を扱わず、複数人が同時に同じ帳簿を編集することはできません。 |
| 保存期間(法人) | 国税庁は、法人は現金出納帳を含む帳簿を確定申告書の提出期限の翌日から原則7年間保存するよう案内しています(国税庁タックスアンサー No.5930)。個別の場合は国税庁または税理士に確認してください。 |
| 保存期間(個人・白色申告) | 国税庁は、白色申告者の法定帳簿は7年間保存するよう案内しています(国税庁タックスアンサー No.2080)。 |
ここにない質問は、studio@kokokikaku.com へどうぞ(取引の記録やバックアップのファイルは送らないでください)。使い方の流れは出納ポンの使い方、実務の考え方は解説記事にあります。